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“うつ病”の症状

監修:産業医科大学 精神医学教室教授 中村純先生

こころとからだに

“うつ病”の症状は、こころとからだの両方にあらわれます。からだの症状は、こころの症状に比べるとわかりやすいものですが、 “うつ病”が原因で、からだの症状が起きているとはなかなか断定されにくいものです。

こころの症状

“うつ病”のこころの症状は、本人よりも周りの人のほうが、元気のなさに様子がおかしいと気づく場合があります。
こころの症状でよくあるものは「抑うつ気分」と「意欲の低下」です。

【抑うつ気分】
  • 気分が落ち込む
  • 憂うつだ
  • 悲しい気持ちになる
  • なんの希望もない
【思考力の低下】
  • 集中力が低下し、仕事の能率が落ちた
  • 些細な決断ができない
  • 注意力が散漫になって、人の言うことがすぐに理解できない
【意欲の低下】
  • 今まで好きだったことや趣味をやる気になれない
  • 友人や家族と話すのも面倒だし、話していてもつまらない
  • 何をするのも億劫 (顔を洗う、着替えるといった基本的なことも)
  • テレビや新聞を見てもおもしろくない
  • 身だしなみやおしゃれに関心がわかない
  • 不安や焦燥感でじっとしていられない
  • 毎日生活に張りが感じられない
【自責感
(自分を責める)】
  • なんでも悪い方に考える
  • 必要以上に自分を責める
  • 周りの人に申し訳ないと思う
  • 自分の言ったことで周囲に迷惑をかけたと思う

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