監修:名古屋大学大学院 医学研究科 精神医学分野 教授 尾崎紀夫先生

うつ病の回復期とは、急性期の治療によって最もつらい症状がやわらぎ、症状が安定してくる時期です。こころと脳の休息が重要であった急性期から、社会復帰に向けたリハビリに移り、睡眠のリズムを整え、図書館に通ったり、「やってみたい」と思えることを徐々にやってみて、少しずつ昼間に活動する時間を増やしていきます。
一方、症状がやわらぐと、患者さんはつい「早く復帰しなくては」という気持ちが先に立って、無理をしてしまいがちです。ご家族に適度なブレーキをかけていただくことが重要です。
また、治療を始めて半年以上が経過し、サポートするご家族にも少し疲れが出る時期です。ご家族も1人で抱え込まずに、担当の医師と相談しながらチームで治療を進めていくことが大切です。






